配偶者ビザを自分で申請して不許可に?よくある原因と専門家ができるサポートとは

「結婚したからビザは簡単に取れる」と思って、自力で配偶者ビザを申請したものの、不許可になってしまった——そんな方が近年増えています。配偶者ビザの審査では、提出書類の質や内容が非常に重要であり、見落としや誤解から不許可になるケースも少なくありません。特に、審査官が「結婚の実態」に疑問を持った場合、そのまま不許可となる可能性があります。
この記事では、配偶者ビザを自分で申請して不許可になった方に向けて、不許可となる主な原因、再申請時の注意点、専門家に依頼するメリットなどをわかりやすく解説します。今後の再申請で失敗を繰り返さないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
不許可になるよくある原因とは?
自分で配偶者ビザを申請した方が不許可になってしまうのには、いくつかの共通する原因があります。
書類の説明が不十分
出入国在留管理局は、夫婦の関係性に対して慎重な目を向けています。書類が不足していたり、説明が曖昧だったりすると「偽装結婚かもしれない」と疑われてしまいます。実際の結婚であっても、証明が不十分では許可は下りません。
審査基準を満たしていない
配偶者ビザには基本的な条件があります。たとえば、安定した収入や住居の確保など。これらの条件を満たしていなければ、書類の内容に関わらず不許可になります。
行政書士の選定ミス
行政書士に依頼しても、ビザ専門でない場合は不許可になるリスクがあります。ビザ申請には独特の視点と経験が必要であり、他の許認可業務とは異なります。
不許可理由を正しく把握する重要性
不許可通知には具体的な理由が書かれていないことがほとんどです。正確な理由を知るには、出入国在留管理局へ本人が出向く必要があります。
聞き取りは一度きりのチャンス
理由を尋ねる機会は一度しか与えられません。ここで聞き出せるかどうかが、再申請の成功可否を左右します。曖昧な質問では曖昧な回答しか得られず、再申請の準備にも支障が出ます。
同席サポートで的確に対応
ビザ申請の専門家が同席すれば、適切な質問を通して審査官の意図を把握できます。自分一人で行くよりも、再申請に向けた確実な情報収集が可能です。また、専門家が同席することで、審査官からの印象が変わることもあります。誠実に対応しようという姿勢が伝わるため、信頼性の向上にもつながります。
再申請で注意すべきポイント
再申請は一度目の申請よりも厳しい審査が待っています。前回の申請と整合性が取れていない場合、逆に不審を招く可能性があります。
前回と異なる主張には慎重さが必要
理由を変える、書類の内容を変えるといった「別のアプローチ」を取る場合は、過去の申請内容との矛盾がないよう細心の注意が必要です。特に質問書の記載内容や交際の時期、家族の認識状況などに変更があるときは、その理由を丁寧に説明する文書を加えることで、審査官の理解を得やすくなります。
十分な証拠書類が不可欠
必要最低限の書類だけでなく、日常のやりとりの記録や家族の協力、写真などを追加することで、実態のある結婚であることをより強く裏付けることができます。さらに、過去の旅行記録や両家の交流記録、定期的な送金や電話記録なども、結婚の実態を補強する材料になります。審査官にとって「夫婦の暮らしが想像できる資料」があることが理想です。
専門家に依頼するメリットとは?
再申請を成功させるためには、プロの知見を活かすことが重要です。
証拠資料の精査と補強
行政書士は審査官の視点を熟知しているため、どのような資料を補強すべきか具体的にアドバイスできます。また、書類の整合性を保ちながら、説得力ある説明文の作成を支援します。
出入国在留管理局への同行サポート
不許可理由の聞き取りには、専門家の同行が可能です。質問の精度を高めることで、次のステップに活かせる情報を確実に得られます。専門家が審査官との会話の流れをリードすることで、不要な誤解を防ぐ効果も期待できます。特に言語や表現に自信がない方には心強いサポートです。
再申請の全面サポート
再申請に向けた書類作成、戦略の立案、入国管理局への提出まで、一貫してサポートを受けることで成功率を大きく上げることができます。申請者の過去の経歴や事情に応じたオーダーメイドの戦略が立てられるため、再申請での成功率が飛躍的に高まります。
まとめ|再申請を成功させるために大切なこと
配偶者ビザの不許可は大きなショックですが、正しく原因を把握し、丁寧に準備すれば再申請で許可を得ることは十分可能です。特に自分で申請して失敗した方ほど、次は専門家と二人三脚での申請をおすすめします。
焦らず、次に繋がる準備を始めましょう。自分たちの関係性に誇りを持ち、その誠実な姿勢をきちんと伝えることが、許可への第一歩となります。
配偶者ビザの再申請でお悩みの方へ
Eight Links行政書士事務所では、不許可後のリカバリー支援に強みがあります。不許可理由の同行確認、再申請サポートもご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
記事の監修者

Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁
2016年9月〜
VISA専門行政書士事務所
「Eight Links 行政書士事務所」を開業
専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし
年間500件以上の相談に対応
講師実績
広島県行政書士会国際業務協議会 担当講師
中華人民共和国遼寧省鉄嶺市(外国人会社設立・経営管理)についての講師
運営HP
広島外国人ビザ相談センター
https://hiroshima-visa.link/
広島国際結婚&配偶者ビザ申請代行センター
https://eightlinks.link/marriage/
広島永住ビザ申請代行センター
https://hiroshima-visa.link/permanent/
広島外国人雇用&就労ビザ申請代行センター
https://eightlinks.link/work/
広島外国人会社設立&経営管理ビザ申請代行センター
https://hiroshima-visa.link/businessmanagement/
広島帰化申請代行センター
https://hiroshima-visa.link/naturalization/
記事の監修者

Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁
2016年9月〜
VISA専門行政書士事務所 「Eight Links 行政書士事務所」を開業
専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし年間500件以上の相談に対応
講師実績
広島県行政書士会国際業務協議会 担当講師
中華人民共和国遼寧省鉄嶺市(外国人会社設立・経営管理)についての講師
詳しいプロフィールを見る
運営HP
広島外国人ビザ相談センター https://hiroshima-visa.link/
広島国際結婚&配偶者ビザ申請代行センター https://eightlinks.link/marriage/
広島永住ビザ申請代行センター https://hiroshima-visa.link/permanent/
広島外国人雇用&就労ビザ申請代行センター https://eightlinks.link/work/
広島外国人会社設立&経営管理ビザ申請代行センター https://hiroshima-visa.link/businessmanagement/
広島帰化申請代行センター https://hiroshima-visa.link/naturalization/


